Ubuntu 13.04 で音声のデジタル出力
夜ふかししてます。こんばんは。
先日、Ubuntu 13.04をインストールしたところ、音声のデジタル出力(S/PDIF)ができなくなったということを記事に書きましたが、簡単な設定変更で治りました!
ので、同じ道を通る方のために書き残しておきます。
1. 対象とする問題
Ubuntu 13.04 Raring Ringtailを、自作PCにクリーンインストールしたところ、オンボードのS/PDIF経由で音声デジタル出力ができなくなった。
※12.04または12.10からアップグレードしたマシンでも同様の問題が起こるかどうか、という検証はしておりません。悪しからず。
3. 操作手順
Linuxで音声入出力を扱う低レベルのプロトコル:ALSA(Advanced Linux Sound Architecture)のGUIインターフェースであるAlsaMixierを利用します。
ターミナルから、
alsamixer
というコマンドで開くことができます。
↑開いたところです。
この画面の下に出ているのが、オーディオ関係のジャックのラベルです。Headphoneとか、7.1chサラウンドとかいろいろありますが、やや右の方にS/PDIFという記述が見えます。左右矢印キーでラベルを移動できます。
↑私の環境での表示。マシンが違えば、S/PDIFジャックのラベルも変わっているのかもしれません。(勉強していない)
注意! ターミナルを開いている画面が小さいと、S/PDIFが右のほうに隠れてしまっていることがあるので、きちんと右端まで確認しましょう。
さて、上の写真ではS/PDIF 16というジャックが"MM"という表示になっていましたが、これはこのジャックがミュートされているということを表します。Mキーを押すことで"OO"という表示に変わります。↓
私はこれで治りました。
S/PDIFのラベルが異なる環境でも、それっぽいジャックを全部"OO"にすればきっと治るはずです。